教育 2011年12月号
特集I/いつまで続けるのか?「観点別評価」
〈座談会〉「観点別評価」は子どもと教師に何をもたらしたか
……綿貫公平・佐藤康尚・中村岳夫・佐藤 博
観点別評価は奇妙で圧迫的な制度である……久冨善之
―こんなごまかしは、もうやめよう―
イギリスの「到達度評価」と日本の「観点別評価」……鋒山泰弘
「関心・意欲・態度」評価の問題性をどう解くか……佐貫 浩
―評価の「権力化」「肥大化」のメカニズム―
子どもが伸びる授業と評価の試み……渡辺恵津子
―成長の歩みを励ます眼差しで―
ごく普通の日常的な評価が授業を豊かにしていく……今泉 博
―評価基準づくりなどに汲々とする必要はない―
[文献紹介]観点別評価……菊池愛美
特集II/グローバリズムと教育実践
上村雄彦さんに聞く
グローバルな課題をどう把握し、どう向きあうのか……菅間正道・本山明
体験的学習で海外貧困問題に向き合う……原 郁雄
―自ら見つめ直すために―
生徒が調べ考える「国際社会システム論」の授業……杉浦真理
生徒とともにグローバリゼーションを問う……菅間正道
―「ブランド商品」「グローバル・ジャスティス」「協働労働」―
グローバリゼーションと開発教育……西 あい
〈私の誌面批評〉いま、「子ども理解」を慮る……渡邊由之
東ティモールの子ども……大谷猛夫
『コクリコ坂から』……佐藤 博
ジーン・リトル著『ミンのあたらしい名前』……石井郁子
『教育』二○一一年総目次

定価734円 (本体667円+税)品切