教育 2012年2月号
特集I/子どもとともに危機を生きる
―― 教育実践研究二○一二 ――
福島の子どもたちが抱えるであろう問題点……佐藤慎治
東日本大震災と子ども、学校……大木一彦
――仙台市の中心部の学校に勤務する一中学校教師の目から見て――
福島原発事故後の不安のなかで学びあう……池田孝司
埼玉県の高校における道徳教育……川添英雄
「いのち」について考える……鎌田克信
―つながっている つながってきた つながっていく―
「小さな労働者」…大山圭湖
―感情豊かに読む説明文の授業―
「哲学する」学びとの出会い……関令子
―特別支援学級で学んだこと―
子どもの成長を実感する時……片山恵子
―いろいろあってもわかりあえる―
<座談会> 実践報告二○一二を読む……佐藤広美・佐貫浩・糸岡清一・荒井嘉夫
特集II/「子ども・子育て新システム」と幼児教育の行方
子ども・子育て新システムとは何か……大宮勇雄
新システムをめぐる論議とこれからの保育・幼児教育……汐見稔幸
―周回遅れを克服できるか―
品川区の保育事業拡大と幼保一体化の実態……及川ユミ子・山岡スミ子
―子どもの育ちをこそ大切に―
子どもっておもしろい……加子母保育園
―子どもの気持ちに寄り添って―
■教育情報
「新採教師の死」はどう裁かれたのか……佐藤博
■書評
吉益敏文・山崎隆夫・花城詩・齋藤修・篠崎純子著
『学級崩壊 荒れる子どもは何を求めているのか』……久冨善之
〈私の誌面批評〉
被災の苦悩をともに生きる……佐貫浩
俺は、両方、食べたい!……大河未来
若い先生の涙……吉益敏文
小出裕章著『子どもたちに伝えたい―原発が許されたない理由』……片岡洋子
教育科学研究会二○一二年「三月集会」案内
定価734円 (本体667円+税)品切