教育 2011年1月号
特集I/人間としての誇りを手放さない!
壊れゆく学校と奪われる教師の良心……野田正彰
教師にとって誇りとは何か……佐藤広美
―「モラリストとしての伊丹万作」を考える―
「先生になりたい」―その「初心」を守り、いかす……今谷賢二
―教員の困難を打開し、教育の充実を―
何を“誇り”とする教師でいたいか……福井雅英
教師としての良心と誇り……金崎満
―七生養護の教職員集団のとりくみ―
教員の行き難さが生み出すもの……湯本雅典
教師の仕事に誇りをもって……金藤京子
野に育つ花ならば力の限り生きてやれ……真砂麻里
「人事考課」が奪う教師の誇りと意欲……中尾忍
―学びつづけること、子ども・仲間とともにあることが教師のささえ―
言葉の力を信じて……一戸直道
特集II/家族を生きるのが難しい
親子間暴力、その幻想と現実……山本宏樹
―モラルパニックをこえて―
今どきの「家族」に見られる「親の思い―子の思い」……田中敏政
子育ての「困難」を契機に新たな生き方を展望する……山田哲也
―不登校児の「親の会」のとりくみから―
自己責任と成果主義の「孤育て」の背景を考える……片岡洋子
学校教師が出会う子どもとその家族……井上宗子
―「人間の弱さ、生きて育てる難しさ」を共有・共感する教育実践、学級づくり―
<私の誌面批評>
現代の「生きづらさ」を乗り越える……原未来
<子どもと本>
シャーマン・アレクシー著
『はみだしインディアンのホントにホントの物語』……鈴木佐喜子
定価734円 (本体667円+税)品切