教育　2010年3月号

教育科学研究会 編

特集Ｉ／大学はいまどうなっているか
中学生と「大学生」の間を行き来しつつ……綿貫公平
大学生におけるメンタルヘルス問題……中島正雄
―大学生の不登校を中心に―
大学生のコミュニケーションとインプロ授業の可能性……高尾隆
大学生の現状と大学教育実践……村田晶子
―学生参加型演劇のとりくみから―
大学政策と国立大学の独立行政法人化がもたらした問題……武者一弘
地域で子どもと向き合い成長する……エルムアカデミー
地域社会に学ぶ大学生……細金恒男
―農の心、地域の営みから学ぶもの―

特集II／『教育』を読み、戦後教育と教育学を考える（一九七六年～一九九五年）
子ども把握と教育実践の全体構造……佐藤広美
創造的教育実践の蓄積と｢転換期の教育学」への挑戦……佐貫浩
学校と子どもの新しい困難に遭遇して、実践と理論は模索する……奥平康照
戦後五〇年、国際的変貌のなか、教育科学の探究はどこまで……梅原利夫

＜教師の手記＞私の教師人生を支えるもの・支えたもの……大能清子
＜小田原大会・おわりの集い＞子どもの貧困と教育を考える

書評
大山圭湖著『中学生が考える―私たちのケータイ、ネットのつきあい方』……神郁雄
岩田好宏著『「人間らしさ」の起源と歴史』……志摩陽伍

＜子どもと本＞
山田詠美著『学問』……片岡洋子

教育科学研究会二〇一〇年「三月集会」案内