教育 2011年9月号
特集I/震災のなかで、何を学び、何を変える
―子どもたちと危機を生きる―
1 福島の子どもと学校はいま
原発震災禍の学校―相馬地方の教職員からの聞き取り―
「までいの村」を取り戻すために―飯館村・菅野典雄村長に聞く―
命と健康を守り、安心できる生活を子どもに―飯館村・広瀬要人教育長に聞く―
福島の避難所を訪ねて……片岡洋子
2 東日本大震災と教育
阪神・淡路大震災と子ども……小川嘉憲
震災時、生徒たちから学んだこと、思うこと……今井雅晴
災害から学ぶ教育実践を構想する……多久和祥司
スクールカウンセラーとしての災害支援……木戸秋明男
巨大津波と学校の課題……千葉保夫・渡辺孝之
特集II 子どもと教育実践のための教育学を求めて
いくつかの転機で私が寄り立った教育論……山崎隆夫
「生活の主体者である子ども」発見をしながら……渡辺恵津子
子どもと教師を信頼する教育学……佐藤広美
第五回 シンポジウムの討論報告……本田伊克
教育情報
原子力・エネルギー教育をどうとらえ、どう創るか……三石初雄・藤田和也
フィリピンの子ども……大谷猛夫
ベン・マイケルセン作『スピリットベアにふれた島』……石井郁子

定価734円 (本体667円+税)品切