社会教育の再定位をめざして
著者の恩師でもある宮原誠一氏は1949年に発表した「社会教育の本質と問題」で、「今日学校教育と社会教育とはその関係を根本的に再調整されなければならない…」と述べ、社会教育の本来あるべき姿、教育の中での位置づけを示している。それから60余年たった現在、教育の危機的状況において、社会教育がいかにあるべきかが問われている。
本書は、著者の30余年にわたる論考や実績の一部を、5つのテーマ別に、編集・校正した論考修正である。社会教育の原点を見つめなおし、その方向性を改めて示唆する。

定価3,080円 (本体2,800円+税)品切