教育　2004年12月号

◎特集　暴走する東京の教育
なぜ、暴走するのか東京の「教育改革」…進藤兵
東京における「日の丸・君が代」の強制の現状と課題…白井剣
こんな時代だからこそ、本来の学校づくりを…山田功・浦野東洋一
＜インタビュー＞教育の私物化に抗え…斉藤貴男
ひのきみ…堀和世
君が代問題で元職員、都教委にもの申す…遠山威
「市民活動サービスコーナー」から「アンティ多摩」へ…山家利子
都立大学で学んだこと…杉田真衣
生徒の心を力づくで支配する学校にさせてはならない…河合美喜夫
あらたな競争的「学力」向上運動にどう向き合うか…本山明
学校に自由の風を！みんなみんなつながって…丸浜江里子
七生養護の教育を壊さないで…小林和
私の原点―荒川区小学校英語科導入に再検討を迫る…市村由貴子
ある小学校PTA会長の発言と、辞任問題から見えたもの…武藤有子

＜小特集・「戦争のできる国家」を問う平和教育(6)＞加害の側から戦争を考える中学生…大谷猛夫
＜小特集・地域とむすぶ高校の「総合的な学習の時間」(3)＞学習にとっての「地域」と地域学習のあり方…磯部作
＜翻訳＞アンディ・ファーロング他著、住政次郎訳「複雑化する若年層の移行プロセスをめぐる再考察」…乾彰夫

■教育情報
都教委の「つくる会」教科書採択をめぐって…三浦久美子

■書評
渡辺一史『こんな夜更けにバナナかよ』…宮島基

＜私の誌面批評＞特集「教育基本法『改正』批判」を読む…佐藤修司
＜子どもの目＞僕のパパと友だちのパパ…吉岡亜希子
＜映画＞『誰も知らない』…佐藤博
＜子どもと本＞小川洋子著『博士の愛した数式』…片岡洋子
＜マスコミ時評＞一面から読むか、その裏から読むか…須藤忠昭
＜追悼＞碓井正久先生を悼む…北田耕也・田中清見・藤岡貞彦