教育　2004年6月号

◎特集　基礎学力と習熟問題
＜座談会＞基礎学力と習熟…図書啓展・岡篤・松下佳代・宮崎充治
百ます計算で何が獲得され、何が獲得されないか…松下佳代
学力低下をめぐる政策と実践の迷走…佐藤学
教室現場からみた習熟度別指導の実際…梅原利夫
学習障害の問題解決は幼児期から…天野清
低学年だからこそ豊かな「習熟」観をもって…渡辺恵津子
進学塾に通う子どもたちの学力問題に寄せて…市川良
学習が困難な子どもの基礎学力と習熟問題…柳生浩
「学力低下」論争のツケはだれに…三輪ほう子

＜投稿＞習熟の内実…小林千枝子

＜小特集・グローバル時代の教育科学＞
教師の悩みをどのように受けとめてきたのか…田中武雄
社会的視点をふまえた子ども理解の共有…内島貞雄
「子どもの成長を支える新しい共同」について…阿部俊樹
「魂の新自由主義化」について…高橋賢一

■教育情報
「開かれた学校づくり」全国交流集会…谷雅泰

■書評
茂木俊彦著『障害は個性か　新しい障害観と「特別支援教室」をめぐって』…田中浩二
佐貫浩著『新自由主義と教育改革　なぜ、教育基本法「改正」なのか』…高津芳則

＜私の誌面批評＞「特集　グローバル時代の教育科学を読む」…船寄俊雄
＜子どもの目＞イラク派兵と子どもたち…品田義国
＜映画＞”グッバイ・レーニン”…佐藤博
＜子どもと本＞エイダン・チェンバース作『二つの旅の終わりに』…川上容子
＜マスコミ時評＞「お江戸でござる」追悼…須藤忠昭
＜声明＞学校における国旗・国家の強制について…教育科学研究会常任委員会