教育 2006年3月号
■特集 ニート・フリーターと青年の自立
<座談会>ニート・フリーター問題と青年の自立…阿久津光・田中行義・小島真奈・今野久子・乾彰夫・中嶋みさき
「がんばらないとフリーターになっちゃうよ」からの脱却…田中祐児
青年の自立を家族・家庭をつくる視点から援助する授業―生徒と教師と市民が触発しあいながら―…望月一枝
高校生のデートDBにかかわって…北川夏子
中学一年生が考える進路と社会…大山圭湖
あまりに無権利な派遣労働の実態―新婦人大阪府本部派遣労働実態調査より―…田口清子
日本の若年就労支援者たちを救えるか?―キャリア教育政策を中心に―…児美川孝一郎
イギリスにおける若年就労支援制作の事業家の実態―現地ヒアリング調査から―…上間陽子・小林大祐
<抄訳>若者の移行期をめぐるインフォーマルなネットワーク―人生の経歴における資源か社会的不平等の再生産か?―Walther,Stauber&Pohl(翻訳:平塚眞樹)
<小特集・「日の丸・君が代」問題>
(1)「日の丸・君が代」装置の本質的意味と強制の違憲性…土屋英雄
(2)「予防訴訟」「君が代強制解雇訴訟」…川口彩子
(3)私の言いたかったこと…佐藤忍
(4)人事委員会での証言…川崎寿江
(5)卒業式は最後の授業…岩越啓史
<連載・「まちに学校がある」(2)>飼育小屋…岸裕司
<連載>スローライフの国ポルトガルからファストライフの国日本を見ると(3)…菊池和子
<私の誌面批評>特集「子どもを支える新しい共同と親・教師」を読む…小島喜孝
<子どもの目>ごんと兵十のその後…久原賢治
<演劇>“日の丸・君が代”強制問題を喜劇に…香川良成
<子どもと本>朱川湊人著『花まんま』…石井郁子
<マスコミ時評>放送の公共性を市場原理だけに任せるのか…須藤忠昭

定価734円 (本体667円+税)品切