教育　2006年1月号

■特集　正義を語り、教育をひらく
良心の自由を求めて（意見書）…太田堯
（傍聴記）基本的人権を生き方としてとらえる…桐山京子
「日の丸・君が代」強制と教職員の苦悩・良心―私は「抜け殻教師」にはならない―…宮村博

あなたならどうする？ナチスのユダヤ人迫害問題を考える授業…菅間正道
アフリカの子ども兵を映し鏡にして見た自分　子ども兵の授業から―事実を超えて今を生きる―…仲本佳子
討論で平和認識を高める―価値判断していく力を育てていくために―…河原和之

なぜ加害を語るのか…熊谷伸一郎
少年期の「誇り」「恥じらい」の感情と憲法・教育基本法…田中孝彦
敗戦と教育とわたし―いまこそ敗戦を問い、戦争責任の国民的総括を―…小島昌夫

人間のモラルを考え、戦後教育思想を問う―「戦争と教育学」序説―…佐藤広美
極限状況の思索と教育学の地平―務台理作をめぐって―…坂元忠芳
教育基本法「改正」と正義…三宅晶子
一九三〇年代日本の「教育社会史」像（1）―木村元編『人口と教育の動態史』について―…松浦勉
聞こえていますか？いっぱいいっぱいの私たちのことば…原田久
スローライフの国ポルトガルからファストライフの国日本を見ると（1）…菊池和子

■教育情報　「つくる会」教科書（扶桑社版）採択は「保守革命」の一環…渡辺容子
■書評
秋田・恒吉・佐藤編『教育研究のメソドロジー』…馬場久志
鈴木正輝他著『不登校だったボクと島の物語』…中村悌一

＜私の誌面批評＞特集「教師が実践記録を書くとき」を読む…福井雅英
＜子どもの目＞自治会誌から見た生徒の声…井上力省
＜演劇＞第15回ASSITEJ世界大会…香川良成
＜子どもと本＞佐藤マチ子『12歳の絵本―6人の子どもたちの物語』…三輪ほう子
＜マスコミ時評＞キナ臭い日米軍事一体化…須藤忠昭